平和学習【番外編】
戦争の善悪は見方で変わる。僕らがシンガポール歴史博物館に行って感じた感想です。
そこには戦前から戦後までのシンガポールの歴史が展示されていました。その中でも目を引いたのは、1942~45年あたりの日本軍にまつわる展示品でした。日本人と思われるイラストが描かれており、その絵を見る限り日本=悪という捉え方しかできませんでした。
説明を読むと、日本が連合国に敗れ大英帝国が再び占領するとシンガポールの人々は喜んだとありました。占領されて喜ぶということが僕からすると矛盾していて理解できませんでしたが、つまり日本が受け入れられていなかったということはわかりました。
広島の平和記念資料館と比較するとそれぞれの視点によって同じ戦争が違う見え方で目に写ることがわかりました。その上で感じたのは、戦争というのはどちらかが悪いわけではなく、自己責任を問われるということです。(山口)
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