【女子中3 1日目】

本日より修学旅行が始まりました。

とても楽しみにしてきた修学旅行。最高の思い出を作る3泊4日にしましょう!!

先ずは東京駅に集合です。

新幹線に乗ること2時間弱。仙台に到着。ここからバスで最初の震災学習の地である「大川小学校」に移動しました。

津波に襲われて多くの児童が犠牲になった大川小学校に到着。

以下は修学旅行委員の感想文です。


 今日は大川小学校へ行きました。学校へ行く時、バスから景色を見ていたとき道や建物はすごくきれいだったので復興しつつあるのかなと思っていたけれど、大川小学校へ近くなるにつれて、周りの景色が変化してきて田んぼばかりになりました。中心部はほぼ復興しつつあるけれど、郊外の方へ行くと手付かずの部分も増えてきていました。

 大川小学校は写真でも見たことなくてイメージが全くつかなかったけれど、着いてみると周りも更地になっていて呆然としました。校舎は本当にあの日のまま止まっているように感じました。教科書も本も椅子についている防災頭巾もそのままでした。その後に山の方も行ってきたけれど、本当にゆるやかで登りやすく感じました。本当にこのようなことを繰り返さないように、私にできることを探そうと思います。その一歩として家族と災害への対策を考え、話し合おうと思います。


生徒代表がお線香をあげて、みんなで合掌しました。

この小学校で息子さんを亡くした方が語り部として、この震災遺構を案内してくださいました。

大川小学校を後にして、今晩の宿泊地である「気仙沼プラザホテル」へ。

到着後、ホテルの支配人から震災に関する講話をしていただきました。

以下は修学旅行委員の感想文です。


 震災講話を聴いて、普段当たり前にできていることができなくなるのは一瞬なんだなと思いました。そのため、災害が起きた時に少しでも困らないように家族と話をして、集合場所を決めるべきだと思いました。またお話しいただいたように、マニュアルは必要だけど必ず想定外のことが起きるから、日々心がまえをして自分で対応できるように勉強しておくことも必要だと思いました。


 私は震災講話を聞いて一番印象に残っていることは「ガレキ」という言葉の意味です。「ガレキ」には「価値のないもの・つまらないもの」という意味があるそうです。ニュースなどでも「ガレキ」という言葉を使っているのをよく耳にしていて、そのような意味を持つ言葉を使うのは事実を伝えるのに適しているのか疑問に思いました。また、多くの被害者が出た原因として「油断」「心配」「撮影」「火災」をあげていて、撮影するのは現代ならではだと思いました。


震災講話の後は、待ちに待った夕食タイムです!!


桐蔭中学・中等教育学校修学旅行HP