【女子中3 2日目】
修学旅行2日目の朝はとても早いものでした。
5:30起床。朝食の前に気仙沼魚港へと足を運びました。
以下、修学旅行委員の感想文です。
修学旅行2日目の朝一番に、気仙沼魚市場へ見学に行きました。ここは世界三大漁場の一つである三陸沖の漁場から魚介類が水揚げされるため、旬のサンマやカツオに加え、それらの魚を餌としているサメや、日本一の漁獲量を誇るメカジキなどたくさんの魚が大きさ順に並んでいて、圧倒されました。
また、ウミネコが飛んでいたり、次から次へと船から様々な種類の魚が出てきたり、自分の体の何十倍も大きい定置網が張ってあるところを見たりと、普段の学校生活などでは絶対に見られないような光景を見ることができて、新しい世界を知れたというワクワク感を感じました。
そして、学校のある横浜ではあまりいない漁業に携わっている人が、ここにはたくさんいて、全員が笑顔で、仕事が充実しているのだなと感じました。
朝食を食べてホテルを出発しました。
午前中は気仙沼で震災学習の続きです。「リアスアーク美術館」を見学しました。
ここには震災で津波に流された様々なものが展示されていました。
私たちは一般的に「ガレキ」と呼んでしまいますが、よく考えてみれば持ち主にとっては生活感や思い出の詰まったものです。したがってこれらのものは必ず「被災物」と呼ぶそうです。
以下、修学旅行委員の感想文です。
今日はリアスアーク美術館に行きました。震災直後の写真と、変形した車や家の柱の一部などの被災物は実際に見たことがなかったため、展示物を見て「景色が一変」という意味を知った気がしました。私には言葉では表せない気持ちがありました。この美術館に行って最も印象的だった言葉があります。それは「反省とは未来を考えること」という言葉です。なぜこんなにも甚大な被害が発生してしまったのか、私たちが考えるべきことは何か。と載っていました。自然災害は人が止めることはできないし、起きるのは仕方のないこと。しかし、命を守るために防ぐことはできるだろう。それを考えることが大事なのだ。ということを改めて実感しました。
今朝も働いていたであろう洗濯機。
楽しい学校生活の象徴、ランドセル。
デジタルカメラの側にある説明を読んでみて下さい。
「写真なんて撮んなくたって・・・」
3/11と言えば卒業式も近づいて、卒業証書も準備されていました。
この証書を手にできなかった無念・・・
宮城県気仙沼を後にして、午後は岩手県へ。世界遺産「中尊寺」を訪れました。
見学の前にまずは腹ごしらえです。
いよいよ中尊寺を見学します。
中尊寺と言えばやはり「金色堂」。撮影不可のため写真は撮れませんでしたが、第1号の国宝指定だけあって、ナンバーワンの国の宝に相応しい荘厳さでした。
また、この地を訪れた有名人と言えば松尾芭蕉。句碑と立像がありました。
「五月雨の 降り残してや 光堂」
以下、修学旅行委員の感想文です。
私たちは中尊寺で主に「本堂」と「金色堂」に行きました。本堂は明治24年に再建されているものでした。そして私たちが行った時、中に入ることができ、展示と大きな仏像があったため、班のメンバーとお賽銭をして願い事をしました。その後、お守りのコーナーに行きましたが、どれも綺麗でかわいい物でした。ちなみに、バスガイドさんがお話していたのですが、御朱印は本堂と金色堂の2箇所で貰うと良いそうです。金色堂は見た瞬間、ここが昔の人が考えた極楽浄土というものなのかと、率直に感じました。その中に三体ものミイラがあるなんて考えられないくらいでした。金色堂と呼ばれるのもよく分かりました。そんな金色堂を見た後、私たちは急ぎながらお土産屋さんに行って、みんなそれぞれ好きなものを買って楽しみました。
こちらが中尊寺本堂の正門。金色堂に夢中になっていると、うっかり見落としてしまいます。
雨の中の見学でしたが、みんなでいれば楽しいのです。
中尊寺を出発する前にお土産タイムもありました。
中尊寺を後にして、岩手県から今度は山形県へ。今晩・明晩と2泊する蔵王ペンション村へ向かいました。このペンション村では1クラスあたり2つのペンションに分かれて宿泊します。つまり、全クラスで8つのペンションに宿泊することになります。
こちらのペンションでは夕食にさっそく山形郷土料理を振舞ってくれました。
山形と言えば「いも煮」ですね。
これが大人気! あっという間に大なべが無くなっていきます。
美味しくて、ボリュームもあって、デザートも最高で・・・大満足です。
0コメント